ライター斎藤博之の仕事

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義経北行伝説:シンポジウムと企画展in八戸

来る2013年3月3日、
青森県八戸市で「義経北行伝説」についてのシンポジウムを行ないます。

日時:2013年3月3日13時〜17時
場所:八戸シーガルビューホテル
主催:八戸市
入場無料

法霊神楽 伝説の伝わるおがみ神社の神楽です

1.トークセッション
 入間田宣夫 氏(歴史学)
 小松和彦 氏(民俗学)
 進行役:斎藤博之
日本にとって「東北」とは何か?
義経はなぜ「北」を目指すのか?
義経にとって「東北」とは何か?
東北にとって「義経」とは誰か?

鮫神楽 伝説の伝わる鮫地域の神楽です

2.パネルディスカッション
 河村光穂 氏(小田八幡宮宮司)
 桑原一夫 氏(寺下観音潮山神社宮司)
 坂本守正 氏(おがみ神社宮司)
 法官新一 氏(学校法人光星学院副理事長)
 コーディネーター:斎藤博之
八戸市内とその近郊で伝説が伝わる神社や家の当事者を招いて、
伝説が伝えられてきたことの意味を考えます。

******************************

これにともなって、
企画展 三陸海道に残る源義経の軌跡
を開催します。
三陸の海沿いに残る、源義経に関連した所蔵品を集めたものです。

会期:2013年3月2日(土)〜10日(日)
開館:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
会場:八戸市美術館 3階展示室
主催:八戸市
入場無料

永く陸奥(みちのく)は化外の地、異界への通路であった。
源頼朝が現れて鎌倉に幕府を開こうとするころ、
京の都の権力も崩れ去り、
また「黄金の国」みちのくも敗れ去った。
その時代、
この異界への通路を北へ向かって駆け抜けた男があった、
という伝説がある。
源義経。滅ぼされたはずの義経が
生きて北へ向かったという伝説はなぜ生まれたのか。
その伝説が、どのように奥州へ、さらに北方へと広まったのか。
義経に託して、北方世界はどんなロマンを語ったのか…。

******************************

詳しくは、
義経北行伝説シンポジウムin八戸
のページをご覧ください。

sequel

 今回は、伝説は歴史的な事実なのか、はたまた単なる伝説なのか、という江戸時代から繰り返されてきた論争には、触れないことにします。少なくとも、数百年のあいだ、伝説を伝えてきた地域や家、神社やお寺があるということは、歴史的な事実です。また、伝説を伝えてきた地域が、東北の各地にあるということも、歴史的な事実です。

 今回のシンポジウムと企画展を開催するにあたり、あらためて伝説のある家や神社・お寺を巡って三陸を歩きました。これまで、この人たちは、面白おかしく取り上げられたり、宝物を盗まれたりしてきたようです。しかし、この人たちにとって、伝説は歴史的事実なのかどうかを議論する対象ではありません。大切に守り伝えたものだからです。

 この三陸地方は、みなさんもよくご存知のように、3.11の震災で津波などの被害にあった地域です。幸いにして被害を免れた神社やお寺がある一方で、津波に遇い、大切にしてきた宝物を失った方もいます。

 義経北行伝説をテーマとしたイヴェントを企画するにあたり、わたしたちは伝説を守り伝えてきた人びとの思いを、現代社会のなかに蘇らせようと考えました。義経伝説を語ることがどのような意味を持ってきたのか、日本の社会にとって<東北>とは何か、ということに思いを馳せようと考えました。ロマンを語ることが、被災地にとって、いまほど必要とされている時代はありません。そして、ロマンを語ることが、日本の社会にとって、いまほど必要とされている時代はありません。

| 斎藤 博之 | [地域の社会史]義経北行伝説 | 22:49 | trackbacks(0) | comments(2) |
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イイネボタンはどこですか?
| やすし さっぽろ | 2013/03/20 1:04 PM |
やすしさん、コメントが遅くなってすみません。
[いいね]ボタンは、[sequel]以下に表示される記事の末尾にあるはずですが。
| 斎藤博之 | 2013/04/22 5:11 PM |










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